WordPressを始める際に、「独自ドメイン」というワードを聞いたことありませんか?
レンタルサーバー会社が用意する初期ドメイン(サブドメイン型)ではなく、わざわざ有料の独自ドメインを使う意味ってあるのだろうかと思ってことありませんか?
この記事では、WordPressを始める上で独自ドメインを使うメリットを紹介します。
WordPressと独自ドメインの組み合わせは、メリットのほうが多い
わざわざ有料の独自ドメインを使うメリットは、以下の2点です。
- 引っ越し(サーバー移転)時にURLが変わらない
- 自分のウェブサイト(今回はWordPress)が無くなる心配が減る
引っ越し(サーバー移転)時にURLが変わらない
レンタルサーバー会社が用意する初期ドメイン(サブドメイン型)は、別のレンタルサーバー会社に引っ越し(サーバー移転)すれば、当然利用できなくなります。(携帯キャリアのメールアドレスみたいですね)
独自ドメインを取得してあれば、上記のようなことはありません。
自分のウェブサイト(今回はWordPress)が無くなる心配が減る
独自ドメインを取得した場合、データのバックアップさえしっかり取っていれば、自分のウェブサイトが無くなる心配が格段に減ります。
なぜなら、レンタルサーバー会社が用意する初期ドメイン(サブドメイン型)は、レンタルサーバー会社がそのドメインを使用不可にした、なってしまった場合には、同じURLでアクセスできなくなります。
しっかり管理しておけば、独自ドメインが使用不可になることはそうそうありません。(最近は、ドメイン所有者確認が強化されたこともあり、一時的に制限がかかる例が見受けられます)
デメリットもあります
独自ドメインを使った場合のデメリットは、以下の3点です。
- 取得費用&維持費用がかかる
- 設定が面倒
- 契約更新を忘れると…
取得費用&維持費用がかかる
取得時と更新時に費用がかかる点がもっとも大きいデメリットでしょう。
年間1,000円前後~ とはいえ、レンタルサーバーの費用に加えて固定費が発生するのはイヤですよね。
設定が面倒
最初だけで頻繁にいじるものではありませんが、独自ドメインとレンタルサーバーのIPアドレスを紐付ける設定が必要です。
ネームサーバーを変更するだけとか、同じ系列の会社であれば自動設定があるなど、そこまでのデメリットではないかもしれません。
契約更新を忘れると…
契約更新を忘れると独自ドメインが使用できなくなり、自分のウェブサイト(今回はWordPress)が見れなくなります。
とはいえ、自動更新機能や更新忘れ時の復旧措置(追加料金がかかったり、復旧できない場合もある)など、救済措置もあります。
Google AdSenseを利用したい方へ
現在のGoogle AdSenseでは、独自ドメインが必須となっているみたいです。
そのため、Google AdSenseを利用したいと考えている場合には、独自ドメイン取得が必須です。
どこでドメインを取得すればいい?
Whois情報代行の罠とかメールマガジンが多いなど少々問題はありますが、初めてドメインを取得するならば、「お名前.com」がおすすめです。
同じGMOグループの「ムームードメイン」も初心者向きですね。(更に同じGMOグループで「バリュードメイン」もありますが、こちらは少し慣れた方向けです)
他にもとにかく安価で、ということであれば「スタードメイン」や「エックスドメイン」もあります。
あとは、利用するレンタルサーバー会社の系列とか推奨を選択するのもありです。
費用がお得になったり、連携機能を使えるなどがあります。
さいごに
Google AdSenseを利用予定の方は、独自ドメイン取得が必須ですが、それ以外の方には必ずしも必要ではない独自ドメイン。
費用は発生してしまいますが、自分で決めたドメインをURLに利用できるというのは良いものです。
デメリットに比べてメリットの方が大きいですし、長く続けていきたいというのであれば、是非とも独自ドメインを取得してみてください。