「メールが送れない!」と同僚が困っていたので調べてみると、以下のようなエラーがログに出力されていました。
Aug 21 10:19:10 test postfix/smtpd[12345]: warning: Illegal address syntax from ******[***.***.***.***] in RCPT command: <-example@example.com>;
簡単に言えば、送信先アドレスの文法エラー。
今回はメールアドレスの先頭が「-」(ハイフン)になっていることが原因。一時的でも構わないので送信したいとのことなので、postfixのmain.cf
に以下の設定を追記しました。
# vi /etc/postfix/main.cf
allow_min_user = yes
ちなみに「@」(アットマーク)以降がIPアドレスの場合でも同じエラーになる模様。その場合にはpostfixのmain.cf
に以下の設定を追記します。
# vi /etc/postfix/main.cf
resolve_numeric_domain = yes
どちらの場合も通常運用時はあまり遭遇しないかもしれませんし、OFFのままのほうが安全かもしれません。