ハードディスクがAFT or Non AFTなのかを調べる方法。
Windowsの場合
コマンドプロンプトを管理者権限で起動して、以下のコマンドを入力します。
C:\Windows\system32>fsutil fsinfo ntfsinfo c:
NTFS ボリューム シリアル番号 : 0x0000000000000000
バージョン : 3.1
セクター数 : 0x0000000000000000
総セクター数 : 0x0000000000000000
空きクラスター数 : 0x0000000000000000
総予約数 : 0x0000000000000000
セクターあたりのバイト数 : 512
物理セクターあたりのバイト数 : 512
クラスターあたりのバイト数 : 4096
ファイル セグメントあたりのバイト数 : 1024
ファイル セグメントあたりのクラスター数 : 0
MFT の有効なデータ長 : 0x0000000000000000
MFT 開始 LCN : 0x0000000000000000
MFT2 開始 LCN : 0x0000000000000000
MFT ゾーン開始 : 0x0000000000000000
Mft ゾーン終了 : 0x0000000000000000
RM 識別子: 00000000-0000-0000-0000-000000000000
- セクターあたりのバイト数が「512」で、物理セクターあたりのバイト数が「512」の場合、従来のHDD。
- セクターあたりのバイト数が「512」で、物理セクターあたりのバイト数が「4096」の場合、AFT HDD。
- セクターあたりのバイト数が「4096」で、物理セクターあたりのバイト数が「4096」の場合、4KNative HDD。
※上記コマンドは、ファイルシステム形式がNTFS以外の場合には、使用できません。
Linuxの場合
fdiskで確認できます。
fdisk -l /dev/sdb
ディスク /dev/sdb: 320.1 GB, 320072933376 バイト
ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 38913
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 バイト
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
ディスク識別子: 0x00000000
- セクタサイズ (論理 / 物理)が、「512 バイト / 512 バイト」の場合、従来のHDD。
- セクタサイズ (論理 / 物理)が、「512 バイト / 4096 バイト」の場合、AFT HDD。
- セクタサイズ (論理 / 物理)が、「4096 バイト / 4096 バイト」の場合、4KNative HDD。
※fdiskのバージョンによっては、セクタサイズが表示されない場合もあります。
【追記 ‘17.01.31】
partedでも確認できます。
parted /dev/sda -s unit s -s print
モデル: ATA TOSHIBA DT01ACA1 (scsi)
ディスク /dev/sda: 1953525168s
セクタサイズ (論理/物理): 512B/4096B
パーティションテーブル: msdos
...(略)
(おまけ)HDD購入前や上記で調べられない場合
メーカーの技術仕様書などに、「AFT対応・非対応」の記述がある場合があります。
また、HDDのラベルに「AF」というロゴがあるかどうかで確認できる場合があります。(AFロゴが無いからといって、必ずしも非AFTとは言えません)