さくらのSSLが、JPRSのドメイン認証型SSLサーバー証明書の提供を開始しました。
1年契約で見れば、国内最安クラスのKingSSLと同等の値段になっています。
※ただし、2年契約だとKingSSLの方が複数年割引があります。
ルート証明書がセコムとのことなので、ニジモさんのFujiSSLと同系統なのだと思われます。
※動的なサイトシールも用意されているし…
ドメイン認証型SSLサーバー証明書の場合、最近の主流はLet’s Encryptなどの無料タイプですが、何かしらの理由で無料タイプが利用できない場合には、おすすめです。
個人的には(FujiSSLでも同様ですが)動的サイトシールが利用できるのがおすすめできる点になります。
※訪問者からしてみれば、あまり意味がない(アピールポイントにならない)のですが(笑)。(視覚的なアピールでいえば、EV認証型SSLサーバー証明書の方がインパクト大)
さくらのレンタルサーバの簡単インストール機能(SSLサーバー証明書)では、Rapid SSLからJPRSに切り替えられているそうです。
というのも、昨年のSymantec社からDigiCert社への譲渡以降、DigiCert社でのSSLサーバー証明書発行に問題が発生しているらしく、さくらのSSLでは長らく販売一時停止になっていました。(Rapid SSL、クイックSSLプレミアム)
恐らく、さくらのSSL内でも問題長期化が想定されていて、JPRSのドメイン認証型SSLサーバー証明書を代替にできるように動いてくれていたんだと思われます。
しかし、DigiCert社のトラブルっていつ解消されるのでしょうか?
最早、Symantec社のシステムに戻すわけにもいきませんし。