古いFreeBSDで構築されたサーバーのRAID化HDDの片方が故障したので、交換しました。
※CentOS(Linux)の場合には、「RAID1構成時のHDD交換方法(Parted版)」または「RAID1構成時のHDD交換方法」へ
環境
- FreeBSD(V8系)
- 500GB HDD 2台
- B側(ad6)が故障
手順
1.サーバーをシャットダウンして、故障したB側HDDを交換します。
2.交換したHDDをRAIDに参加させるために、以下のコマンドで以前の情報を削除します。(条件は不明ですが、HDD交換後、再起動した時点でRebuildしている場合もありました)
gmirror forget mrr1
3.ステータスを確認します。(「DEGRADED」が「COMPLETE」になっていればOKです)
gmirror status
Name Status Components
mirror/mrr1 COMPLETE ad4
4.以下のコマンドで交換したHDDをRAIDに参加させます。(再び「DEGRADED」になってRebuildするので、「COMPLETE」になるまで放置します)
gmirror insert -v mrr1 ad6
5.最後に再度ステータスを確認して、「COMPLETE」になっていることを確認します。
gmirror status
Name Status Components
mirror/mrr1 COMPLETE ad4
ad6
まとめ
CentOS(Linux)のmdadmに比べると、パーティション切りをしなくてもRebuildできるので、より簡単な印象です。
ただし、比較的重度なエラーが発生してもそのまま続行しようとするので、正常に処理が完了してもログの確認は忘れないようにしたほうがいいかもしれません。